続ブレンハイムスポットあるいは道草俳句日記 俳句

俳句四季 2017年 8月号

「俳句四季」 8月号より

桃はおしやべりすももの花は無口  武藤紀子

「笛吹川」15句。私も、この間山廬に行ったばかりなので、つい目がいく。
おしゃべりな桃の花の季節に山梨に行ってみたい。



花を摘むように髭抜く涼しさよ  越智友亮


剃り忘れの髭を発見。
そっと抜くのでしょう。ちょっと情けないようなことを、美化して言っているのが楽しい。


水を見てゐて沢蟹を見失ふ  対中いずみ

沢蟹は、見失うのにぴったりの生き物かもしれない。
意識は、水とも沢蟹とも違うところにあるようにも思える。


この号の「8月の名句」という頁を書きました。
8月はいろいろ難しい。









テーマ : 俳句
ジャンル : 小説・文学

週刊俳句 第533号

週刊俳句というウェブマガジンの運営スタッフに、加わりました。
週刊俳句には、「週俳~月の俳句を読む」などの記事をたまに書かせて貰ったり、
2007年(なんと10年前!)には週刊俳句賞をいただくといったご縁が、今までにもありました。
今号、初めて更新作業を担当しました。

週刊俳句 第533号

週刊俳句は毎週日曜日更新です。
どうぞよろしくお願いします。

ame.jpg

テーマ : 俳句
ジャンル : 小説・文学

『鏡』 第二十四号

『鏡』第二十四号 より

判子屋に苗字の増える四月かな  大上朝美


判子屋さんの仕入れ事情を知らないけれど、
注文されて入荷したものがそのままラインナップに加わったのか、
それとも見込みでいくつかの苗字を増やしてみたのか。
四月に増える苗字は期待の新人みたいで可笑しい。



税務署の桜からまづ満開に  笹木くろえ

街のあちらこちらの桜、遅速の順序は決まっている。
日当たりの関係だろうか。うちの近くでは商工会議所の桜が一番早い。
住んでいる街と、桜への愛着。



水木しげるの水を浮かんでくる蝌蚪よ  羽田野令

水木しげるの水ってなんだろう。
妖怪っぽい水かな。
この蝌蚪たちは普通の蛙にはならない気がする。


合計のかなしきこともバナナかな  三島ゆかり

謎めいているが、なんとなく叩き売りをイメージ。
威勢がいいようでちょっとかなしい。









テーマ : 俳句
ジャンル : 小説・文学

俳句甲子園 和歌山

俳句甲子園の和歌山大会。
決勝では、勝った方も負けた方も涙。
高校生の吸収力にびっくり。
初めて旗を上げるお役目をいただき、責任重大だから必死で集中して聞いていたら、どっと疲れた。

句集『n≠0 PROTOTYPE』 兵頭全郎

川柳の句集です

『n≠0 PROTOTYPE』 兵頭全郎 (私家本工房)より

こめかみで続く絵本をめくる音

ジャガイモの芽が出放題のコメント欄

妖怪の単位を決める会に出る

水面をゆがむ光と河童文学

船頭を触れれば溶ける糸で編む

もう二度と砂漠は見ないところてん

超ウケるんですけど盛者って何

オリオンの腰に回した手のやり場

返却口に詰まってからの創造主

おはようございます ※個人の感想です

来た道を電波時計に消されていく



主人公がひたすら理不尽な目に遭い続けるという映画がたまにあるが
なぜだかそんな読後感。
しかも主人公なので最後まで死なないという・・・
しかも伏線がたくさん張り巡らされているがほとんどわからないという・・・
(個人の感想です)

テーマ : 俳句
ジャンル : 小説・文学

プロフィール

由季

Author:由季
大阪泉州在住 
2014年に『犬の眉』という句集を出しました。
キャバリアKCスパニエルのくりまる(2004年12月18日生)の世話係です。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
メールはこちら

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク