句集『五彩』 山﨑百花
『五彩』 山﨑百花(現代俳句協会、2016)より
道逸れぬことも憂ひや十三夜
目つむればある身の丈の秋の風
湯の滝に打たれて秋思確かむる
木枯や陸に大魚の鱗散る
竜宮の屋根にみごとな雪積もる
裸木の真下きれいに掃かれをり
止まれば垂直走れば水平ぼたん雪
仕上げたる団扇を左手にて試す
風通しの良い眼がふたつ三鬼の忌
帰りにと言はれて夜店かがやけり
きのふの薔薇あしたの薔薇と隣りあふ
身体感覚と想いが捩れ無くつながっているように感じた。
句の並びは季節ごと、歳時記の分類ごとになっている。
(秋の時候、冬の天文といったように)
行事の項だと、色々な人の忌日が並んでいたりして少しおやっと思ったりすることもあった。
自作もこういう風に並べなおしみたら、作句の癖が見えてきて気づかされることがあるかもしれない。
ものぐさなのでやりませんが。
道逸れぬことも憂ひや十三夜
目つむればある身の丈の秋の風
湯の滝に打たれて秋思確かむる
木枯や陸に大魚の鱗散る
竜宮の屋根にみごとな雪積もる
裸木の真下きれいに掃かれをり
止まれば垂直走れば水平ぼたん雪
仕上げたる団扇を左手にて試す
風通しの良い眼がふたつ三鬼の忌
帰りにと言はれて夜店かがやけり
きのふの薔薇あしたの薔薇と隣りあふ
身体感覚と想いが捩れ無くつながっているように感じた。
句の並びは季節ごと、歳時記の分類ごとになっている。
(秋の時候、冬の天文といったように)
行事の項だと、色々な人の忌日が並んでいたりして少しおやっと思ったりすることもあった。
自作もこういう風に並べなおしみたら、作句の癖が見えてきて気づかされることがあるかもしれない。
ものぐさなのでやりませんが。
手書き
ルリマツリ 開花中
ズッキーニ初収穫
緑のカーテン 3
見知らぬ人から
シラサギカヤツリ
坊ちゃん
愛用のカシオの電子辞書
普段は広辞苑と歳時記くらいしか使わない。
実は色々なコンテンツが入っている。
なかに日本文学700選というのがある。
先日松山に行くとき、「坊ちゃん」を再読してみた。
読むのは中学生以来?
読後の感想は・・・
もう少しほのぼのとした話だと思っていた。
イメージ以上に松山をけちょんけちょんにけなしている。
数十年のうちに頭の中でストーリーがデフォルメされていたらしく、
マドンナへの仄かな思慕とか生徒との心温まる交流等、あった気がしていたけれど、そんなものは微塵もなく。
双方歩み寄りゼロ。
松山の人よく怒らないな・・・。
松山へ行ってみると、坊ちゃん列車、坊ちゃんからくり時計、
登場人物のキャラクターグッズ等、かなり坊ちゃんをプッシュ。
観光地の説明板で引用されているのも、「マッチ函のような汽車」とか、絶妙に良い感じのところ。
内容を承知で上手いこと観光資源に使っているのだから、結構したたかなのかも・・・。
坊ちゃん、kindle版では無料ですね.
普段は広辞苑と歳時記くらいしか使わない。
実は色々なコンテンツが入っている。
なかに日本文学700選というのがある。
先日松山に行くとき、「坊ちゃん」を再読してみた。
読むのは中学生以来?
読後の感想は・・・
もう少しほのぼのとした話だと思っていた。
イメージ以上に松山をけちょんけちょんにけなしている。
数十年のうちに頭の中でストーリーがデフォルメされていたらしく、
マドンナへの仄かな思慕とか生徒との心温まる交流等、あった気がしていたけれど、そんなものは微塵もなく。
双方歩み寄りゼロ。
松山の人よく怒らないな・・・。
松山へ行ってみると、坊ちゃん列車、坊ちゃんからくり時計、
登場人物のキャラクターグッズ等、かなり坊ちゃんをプッシュ。
観光地の説明板で引用されているのも、「マッチ函のような汽車」とか、絶妙に良い感じのところ。
内容を承知で上手いこと観光資源に使っているのだから、結構したたかなのかも・・・。
坊ちゃん、kindle版では無料ですね.