続ブレンハイムスポットあるいは道草俳句日記 句集『五彩』  山﨑百花

句集『五彩』  山﨑百花

『五彩』 山﨑百花(現代俳句協会、2016)より

道逸れぬことも憂ひや十三夜
目つむればある身の丈の秋の風
湯の滝に打たれて秋思確かむる
木枯や陸に大魚の鱗散る
竜宮の屋根にみごとな雪積もる
裸木の真下きれいに掃かれをり
止まれば垂直走れば水平ぼたん雪
仕上げたる団扇を左手にて試す
風通しの良い眼がふたつ三鬼の忌
帰りにと言はれて夜店かがやけり
きのふの薔薇あしたの薔薇と隣りあふ


身体感覚と想いが捩れ無くつながっているように感じた。
句の並びは季節ごと、歳時記の分類ごとになっている。
(秋の時候、冬の天文といったように)
行事の項だと、色々な人の忌日が並んでいたりして少しおやっと思ったりすることもあった。
自作もこういう風に並べなおしみたら、作句の癖が見えてきて気づかされることがあるかもしれない。
ものぐさなのでやりませんが。


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プロフィール

由季

Author:由季
大阪泉州在住 
2014年に『犬の眉』という句集を出しました。
キャバリアKCスパニエルのくりまる(2004年12月18日生)の世話係です。

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