続ブレンハイムスポットあるいは道草俳句日記 句集『サラダバー』森山いほこ

句集『サラダバー』森山いほこ

秋は句集のシーズンなのかな。

句集『サラダバー』森山いほこ(朔出版) より
近づけば退く牛や冬の雲
夏萩や東慶寺まで傘さして
割れてみな矢印になる薄氷
戻る犬出てゆく猫や夜の新樹
消印は昨日の銀座きりぎりす
麩を折りて月の毀るるやうな音
絨毯に置く花嫁のスニーカー
春昼のバス待つやうに鱏を待つ
不意に灯の点いて金魚の世界かな
胃カメラの戻りて淫ら春霰
四月一日コアラは眠る樹を探す


東慶寺って縁切り寺だよね・・。
麩を折りて、の句、面白い。
胃カメラ、淫らとはよく言ったもの。

森山さんは「街」同人。




テーマ : 俳句
ジャンル : 小説・文学

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プロフィール

由季

Author:由季
大阪泉州在住 
2014年に『犬の眉』という句集を出しました。
キャバリアKCスパニエルのくりまる(2004年12月18日生)の世話係です。

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