続ブレンハイムスポットあるいは道草俳句日記 森澤程句集 『プレイ・オブ・カラー』

森澤程句集 『プレイ・オブ・カラー』

森澤程句集『プレイ・オブ・カラー』(ふらんす堂)より

ジーンズを濡らしただけの鮎の川
空蟬が岩につく麩のやさしさで
爆笑の一人は僧侶ダチュラ枯れ
自由都市枯芝を猫下り来たる
国ありて湯船の外に置く片手
山桜先師の来るは間遠なり
花曇り仔細を水の上に置き
放蕩や翁草には立ち止まり
測量士Kのあと追う草の坂
短日という枠のなか散歩せり
一点のゴリラがぬくし観覧車
五月憂しドライヤー隣室に鳴り
麦秋の一分間を疾走す
蓑虫や古墳の端にひかり射し
夏至間近恍惚として虫眼鏡


帯の自選十五句と、みごとに重ならず・・。
プレイ・オブ・カラー(遊色)とは、オパールなどの宝石の中に、角度により色々な色が浮かんで見えること。
作者の森澤さんも私も、同じ10月生まれで、誕生石がオパール。




テーマ : 俳句
ジャンル : 小説・文学

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プロフィール

由季

Author:由季
大阪泉州在住 
2014年に『犬の眉』という句集を出しました。
キャバリアKCスパニエルのくりまる(2004年12月18日生)の世話係です。

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